今日もとてもよいお天気でした。
日当たりのよい場所でのんびりしていると、ゆっくりと時間が過ぎていくような気がします。
さて、今年になって初めて買った本のお話です。
1月2日に偶然ラジオで紹介されているのを聴いて、本屋さんで探してきました。
題名は「ハル2 哲学する犬からの伝言」といいます。
著者は クォン・デウォン 翻訳は 蓮池 薫です。
ハルとは、韓国語で「1日」という意味です。
突然 ぼくの前に現れたハルという名の不思議な仔犬が、
ぼくにたくさんのことを教えてくれます。
時間について、希望や夢について、そして、幸せにつて。
そんな小さな物語です。
翻訳者の蓮池薫さんは、ご存知のように大学在学中に拉致され、24年間北朝鮮での生活を余儀なくされた方です。
この本のなかから少しだけ紹介させてください。

「あなたこそしあわせです」より
幸運ってなんでしょう?
宝くじに当たることでしょうか?
突然やってきて、自分の人生をすっかり変えてくれる、
そんな何かに出逢うことでしょうか?
いいえ、そうではありません。
ぼくたちはしばしば幸運の本当の意味を忘れてしまうようです。
この世に生まれたこと、それ自体が幸運ではないでしょうか?
それより素晴らしい幸運、大きな幸運が、どこにあるでしょう。
感じて、触れて、匂いを嗅いで、作って、見て、旅して、出逢って、
思い出に浸って、表現して、楽しんで、起こって、痛がって、悩んで、
恋して、食べて、愛して、・・・こんなにもたくさんのことができるのですから。
今この瞬間、あなたがこの世にいることがぼくには幸運なのです。
だから、あなたに幸せになってほしいのです。
「スマイルライフ」より
<前略>
悲観的な人には、様々な病気が押し寄せるといいます。
一方、笑いが与えるメリットは数えきれません。
笑えば、美しくなるし、頭も冴える。
病気も防いでくれるし、ダイエットにも役立つ。
ひとりの人間が生まれて死ぬまで、
いったいどれだけ、笑うのでしょうか。
眠る時間は23年、働く時間は26年、テレビを見る時間は7年、
入浴やトイレの時間は3年半、心配するのに費やす時間は6年半。
これに比べ、笑う時間はわずか2年10ヶ月程度だそうです。
自分の場合について考えてみましょう。
人生を終えるそのときまでに、
はたしてどれだけの時間、笑うことができるでしょう。
<後略>
こんな感じの短文数編が綴られています。
ゆったりした気分で読むと、心がふっと楽になる、そんな一冊です。