
今日も秋らしいお天気の一日でした。
柿の美味しい季節ですね。
今日も沢山食べました。
私は、若い固い実より、少し熟し気味の柿の実が好きです。

前に住んでいた家には柿の木がありました。「西条柿」という渋柿の木でした。

柿の木は1年置きに実をつけてくれました。
実をつける年には、びっくりするほど沢山の実をつけ、収穫するのがとても楽しみでした。
ご存知のように渋柿はそのままでは渋くて食べられません。
けれど、柿の皮をむいて干し柿にすると、本当に甘くて美味しくなります。
そのままでも食べられる甘柿より、渋柿の方が糖度がはるかに高いそうで、
甘柿を干し柿にしても渋柿のようには甘くならないそうです。
渋柿を干して渋味がなくなるのは、干すことにより渋柿の可溶性のタンニンが不溶性に変わるからだそうです。


柿の渋を抜く別の方法として、柿の実を大きなビニール袋に入れて、ブランデーなどのアルコールを注ぎ、数日おいておきます。
不思議なくらい渋が抜け甘い甘い柿に変身してくれます。
商業用には炭酸ガスを用いるそうです。
柿には色々な効用があります。
柿の葉:ビタミンC、KやB類、といったミネラル分フラボノイドなどを多く含み、
血管を強化する作用や止血作用を持ち、飲用するなどで民間療法に古くから用いられてきました。
また近年では花粉症予防に有効とされ、従来の茶葉としてだけではなく成分をサプリメント等に加工され商品化されたものも流通しています。
柿の木:木質が堅いので家具に利用されます。しかし、割れやすいため建築材としては使われないそうです。
子供の頃、柿の木には登るなと親から言われていました。(すぐに折れて危ないから)
柿のヘタ:しゃっくりを止めるのに効果があります。
柿の皮:奈良漬けをつけるときに、乾燥した柿の皮を一緒に漬け込んでおくととても美味になります。
「柿」のつく言葉で、
「柿落とし」と書いて「こけらおとし」というのがありますが、
柿とどう関係があるのか気になったので調べてみました。
「柿落とし」とは、新たに建てられた劇場で初めて行われる催しのことです。
「こけら」という字は「柿(かき)」と同じに見えるが、
柿(かき)は木部5画(旁が「なべぶたに巾」)なのに対し、
「こけら」は木部4画(縦の棒が突き抜ける)である。
しかし、過去の文献によれば、両者は明確には区別されておらず、
例えば康熙字典では逆になっており、両方とも柿(木部5画)とするものや、
両字は同じ字の別字体と説明するものもある。
これを根拠にして、JIS規格では「柿」(木部5画)が両方の字を包摂するものとしている。
これに対し、字典で区別されていないのは後の混同によるものであり、
字義を考えれば「こけら」は木部4画で書くべきとする説もある。
なんか難しいですが、「こけら」と柿はどうやら関係ないということのようです。