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マイスター

マイスター、マエストロ、職人。
なんという称号がふさわしいんでしょうか。
”本物”の弦楽器職人にお会いするために、
京都の金閣寺の近くにある工房を訪ねてきました。
ダニー姉(娘)の楽器の調整をお願いするためです。

ベルリンフィルの団員も楽器調整のためにやってくるという、
知る人ぞ知る工房です。

本来ならば、ダニー姉などが簡単に行けるような工房ではないのですが、
運良く紹介していただけたので図々しく敷居をまたいできました。

お会いしたマイスターは、
ヴァイオリンやチェロなどの弦楽器の調整に
「魂を注ぎ込んでいる」まさに職人気質の素晴らしい人でした。
楽器のこと、ヨーロッパの弦楽器職人のことなど、
とても興味あるお話をいろいろとお聞かせいただきました。
とっても、勉強になりました。


20100110-0.jpg


その興味あるお話を書きたいところなんですが、
とっても長くなりそうなので、
それはまたの機会に、ということで。。。



見ていただいたダニー姉のヴァイオリンの話です。
結論から言うと、ダニー姉の楽器は、
「トホホな」楽器でした(ノ△・。)

1948年、終戦直後にイタリアで作られたものと思われますが、
とても幼稚な造りなのだそうです。
全体から細部に至るまで全く雑に作られている。
ひとつひとつ説明して頂く度に、ふたりで
「ふう~」とため息ばかり。
楽器を見ながら、マイスターは笑っちゃってるし・・・・・。

もちろん、我が家の楽器が「名器」かも、なんてことは
これっぽっちも期待してはいませんでしたが、
そこまで幼稚なものだとは・・・。
全身の力が抜けちゃいました~。

お話によると、
残念なことに工房に持ち込まれる楽器のうちの多くは、
箸にも棒にもかからないようなモノばかりなのだそうです。

そこそこの評価を得ることのできる楽器は、
今や、世界中の楽器店を探してもほとんど無いそうです。
ましてや日本でそこそこの楽器を手に入れる方法は無いのだそうです。
そんな方法があるのなら逆にマイスターが教えて欲しいと仰っていました。

マイスターの言う、「そこそこ」のラインは、
私たちにとってはは遥か彼方なんですがね(^▽^;)

いずれにしても、ダニー姉の楽器は調整が必要なので、
工房に預けて帰ってきたのですが、
マイスター 曰く
「隅々まで調整するより、買い替えた方がええやろなあ」
という恐ろしい方向へ(^▽^;)

マイスターは楽器の紹介はしておられないので(さすが一流職人!)
自分たちで探すしかないのです。
日本にも、世界中にも無い「そこそこの」楽器は当然探せない訳で、
せめて、幼稚で雑でないモノを、
あ~、どうやって探そうか。

「ようこの楽器で、長い間弾いてきたなあ。
 弾きにくかったやろ、苦労したんとちゃうか?」

そんなありがた~い慰めの言葉を頂戴して、
傷心の思いを抱いて、金閣寺に寄ってきました。
 




20100110-2.jpg




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<このブログの主人公の紹介>

イエローラブのダニーです。
2010年4月、7歳を目前に「肥満細胞腫」の手術をうけました。
あの手この手で病気撃退中!
完全復活目指してます☆

ダニーの詳しいプロフィールは こちら
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